私がポルトガル語をはじめた理由
SUJIです。こんにちは。
約一ヶ月、ブログをお休みしていました。あんなにクリプトに夢中だったのに。
といってもクリプトは死んだわけではないので。笑
2018年にアメリカ人と結婚して、英語だけで過ごす時間が長くなりました。
一緒に英語で黒澤明の映画を見て、ダーウインの進化論を英語で読んで、
さらに討論まで。
去年から旅行生活に入ったのですが、
ふと、自分が英語をちゃんと話せるようになっていることに気づきました。
おかしな話なんですが、私はいまだにたぶんLとRの発音がちゃんとできない。
そんなんでもアメリカ人と結婚して会話が成り立つんですね。
でもずっと英語の中にひたっているうちに自然とそういう発音も
身についてきたかのようなことが起きたのです。
アメリカ生活23年で英語が身についたことを実感。
それはものすごい充実感があります。
私は国語が得意なので、初めての外国語である英語の習得について
厳しく考えすぎていたところがありますね。
アメリカ人自体が単純なので、日本語を全部英訳しないといけないみたいな
事態には普通ならない。
そう考えないこともない、
みたいな複雑ないい方はアメリカ人はしません。(断言)
ただ別の問題も生じてきますね。
言語がつたないから、私というキャラクターがかわいくみえていて、
申し訳なさそうだったはずなのに、
日本語のように言語が使えるようになると
アメリカ人との間にきしみがでてきます。
やれやれ
そういう風な一抹の不安が現実に見えてきた頃、
DUOLINGOにであったのです。
これはゲーム感覚で外国語を身につけるアプリなんですが、
これにはまってました。
7月25日からずっと。一日も休まず。
そして昨日の時点(9月19日)で英語のコース、全部終わってしまいました。
私はプロの家庭教師で英語も40年教えてきているので、
当然、英語の履修範囲は何度も整理したり、
してきています。なので、無理に英語をやることはなかったのですが、
スピーキングでも問題があったので、どのくらい通じるようになっているのか
という興味もあって、気がついたら、はまってしまっていた。
といっても平均すると一日二時間くらいしかやってませんけれども。
空港での待ち時間でもずっとDUOLINGOやってました。笑
課金していないので、間違いが増えてくると英語のコースは続けられない。
そこで、日本語でフランス語のコースも登録して、
間違ってもやめなくていい環境で、フランス語もはじめました。
フランス語は高校で一年、大学で合計三年くらいやりました。
指導したこともあります。
でもDUOLINGOのアプローチは会話中心なので、
スムーズに進みました。それに英語の世界が頭に入っているので、
なぜかフランス語も以前よりスムーズに進んでいきました。
そのうち、中国語もはじめました。
中国語は語彙は日本語に似ていて、文法は英語に似ています。
以前、旅行したときに少しやりましたがほとんど身につかなかったのですが、
今回はやはりどんどん進みました。
フランス語はビルマちゃん(ベナンの)と話せるし、
中国語は香港に住んでいる友達サンデイと話せるので、どんどん進んだということもあります。
そして、いつかアラビア語もやりたいと思っていたんですが、
そう言っている矢先に
22年前からの知り合いのブラジルの宇宙物理学の先生とチャットする機会が増えてきたのです。
それで、本当に何かの拍子に突然、ポルトガル語を英語ではじめたのです。
ブラジルには実際、10年前にその人を訪ねて、息子といったことがあって、
そのときにポルトガル語を目にして、ローマ字みたいだなと
言う印象はありました。
イタリア語やフランス語にも似ているという印象も持ちました。
けれども、もちろんそのままでした。
DUOLINGOのいいところは本当に気軽に言語に入っていけることです。
他のことはもうどうでも良くなります。
ほとんど、禅の世界です。
久しぶりの日本でこの夏は暑かったんですが、暑いさなか、
ずっとポルトガル語やっていて、暑さに気がつかなかった。
どうして、そんなにポルトガル語にハマったかというと、
やはりその宇宙物理学の先生の純粋さということはあります。
つたないポルトガル語でチャットしていて、何度も心が洗われることがありました。
その言語を話す誰かと話したいためにポルトガル語に熱中している。
言語習得の一番の近道ですね。笑
私は女性です。
とか私の息子も大人になった。とかごく簡単な文を覚えていくのですが、
簡単だから味わいがあって、
想像の余地があって、
広がりがあるんですね。
何かとても心が満たされてました。
もちろんお互い、それぞれの国での仕事なり生活があるので、
チャットできるのは一時間もないんですが、
ブラジルと日本はちょうど、12時間違うので、朝起きてちょっとチャット、
夜休む前にちょっとチャットという感じで、
何時間も出来ないところも良かったかもしれないですね。
あいさつから覚えていけたのも良かったですよね。
DUOLINGOだとただ言葉の練習以外にその言語でストーリーを読める場合があります。
ポルトガル語もそのセクションが整っていて、
あまりにもたくさんの語彙に疲れたときに、
まあだいたいの脈絡で読んでいけるそのストーリーのセクションも
全部、終わってしまいました。
といっても、文法が進んでいるところまでですが。笑
日本で言語を学ぶとき、フランス語でも人称の変化で終わってしまいます。
DUOLINGOではたいてい、一人称だけで、集中してやるので、
言葉が素直に入ってきます。
私もいいかげん還暦なので、新しい言語習得とかどうなんだろうと
いう心配も多少、よぎったのですが、知り合いと楽しく学んで
コミュニケーションをしていく楽しさの前には
そういう心配も無用でしたね。笑
それに絶対に最後まで終わらせるとかいつまでに終わらせるとか気負いも
義務もないので、それもいいかなと思います。
それでなくても毎日、コロナで、知らず知らずのうちにストレスはあるので、
無理はできませんから。笑
これからはっきり日本に住むのかアメリカに住むのか
はっきりしていかないといけない選択があるのですが、
新言語を学ぶという大人の逃避はなかなかオツです。
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